うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
聴雨
やは肌にやをら紅さす乙女子の恥らひに似た青き梅の実
15
もっと見る
-
聴雨
夜もすがら恋なき渡る時鳥そを余所に聞き梅のへた取る
13
もっと見る
-
石川順一
えびかつを昼餉に食べる旅路かな紫陽花祭は盛況である
12
もっと見る
-
詠み人知らず
今朝起きた神の身支度手伝えと朝日が照らす早苗の鏡
4
もっと見る
-
詠み人知らず
水涼し 指又流れし川底の 澄んだ光を蹴り出し候
6
もっと見る
-
詠み人知らず
雨上がり降った哀しみよろこびを光のなかで泣き顔で見る
11
もっと見る
-
詠み人知らず
吉備の峰梅雨の晴れ間の夏衣みどり濃淡すそ野にはずむ
6
もっと見る
-
コタロー
梅雨入りや庭で見かけた三毛猫が雨に濡れつつてくてく歩く
4
もっと見る
-
ＫＥＮ
山霧の濁りに映えて糊空木一朶の白さ時越えてなお
10
もっと見る
-
クロネコ
赤青と 華やぐ姿は育ちより 紫陽花眺むる人の姿も
6
もっと見る
-
是瓜
曇天と 灰色の屋根 街は煤けて せめて雨でもと仰ぐれば白
3
もっと見る
-
石川順一
アヤメ咲く時間単位で変化する花瓶の花も変化続けて
19
もっと見る
-
石川順一
ペチュニアの自然に落ちた種発芽植え替えられてちょろっと咲きぬ
8
もっと見る
-
石川順一
ペチュニアがちよろつと咲きぬハンギングの鉢は去年は結構咲ゐた
7
もっと見る
-
河のほとり
ほととぎす何の心にかかるとてたださみだれの雲に鳴くらむ
22
もっと見る
-
滝川昌之
合わせたと言わんばかりに降り出せば 暦と空と 芒種 梅雨入り
22
もっと見る
-
夢士
梅雨入聞き一人静かに花しょうぶ花弁にキラリ流る水玉
14
もっと見る
-
へし切
あぢさゐの四葩の花に露おけばなほ色まさる梅雨入りの頃
28
もっと見る
-
聴雨
遠州も栗花落との灯の点り来て窓を見やれば蜘蛛の営み
7
もっと見る
-
聴雨
ほととぎす起筆に和して啼き響み行方晦ます終筆のあと
9
もっと見る
