うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
嵐去り 稲穂の海を渡る風 光る大地へ旅路は遠くも
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コタロー
朝顏の蔓が伸びたる草野原海の色した花を咲かせて
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コタロー
颱風の慘禍激しき樹々の枝樹々の葉散りて草横倒し
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コタロー
黄金の稻穗實れば稻雀我に驚き千羽飛び立つ
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鰹鯨
無関係に浮かび出てゆく手首から少しの血と僕の寝煙草
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灰色猫
委ねよとマリアの声に従えばわたしの海が慈愛のなみだ
13
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灰色猫
彩りのひとつひとつに永遠を与えるようなモネの睡蓮
14
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灰色猫
生命は如何なる故に生まれたかその始まりの海へ飛び込む
14
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ＫＥＮ
頬杖を つゐて微笑む 野のほとけ 横ふる雨を まぶたに溜めて
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コタロー
災害に人の命が奪はれば怒りの刃人に向けたり
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滝川昌之
テロップの続くテレビが台風の避難準備とこの街を告ぐ
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夢士
防災の呼びかけ流る街の辻烏飛び交い鳴きて塒へ
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夢士
さわさわと木々の葉ゆらす霧の雨野分の声に目覚め牙むく
8
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び わ
雑草は常に命を保ちつつ子孫の準備常に整え
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可不可
秋の陽の雫も群れて房になる 私の顔くらゐのゲット
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行中納言中将知師
たそがれの野原の花は散りぬれど 八重霞こそ天の花なれ
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きょう
秋雨よ金木犀の花の香よ散らむとてなほ甘くかなしき
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恣翁
細蟹の網に 珠結び 染まりゆく秋色 錦に織る時雨かな
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吉野 鮎
しののめの茜の西に居待月 白銀の影朧なりゆく
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灰色猫
なぜ人は息が苦しい生き方を宝のように褒めるのですか
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