うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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東大寺
真っ青な 空に流れる 白い雲 君の行方を 知る術も無し
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紫苑
指を噛む虫捕らうるは吾の役でそを飼う夫は少年となる
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佐々一竹
温かいアールグレイを嗜めばたいしたことがなき日も嬉し
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さる
都議選が済んだ今宵の静けさを老ひ妻とともに冷酒味はふ
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詠み人知らず
お墓では葉刈り草取り掃き掃除春から少しご無沙汰でした
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虹雲
問いてみたき母も今なくいずこ消ゆ麦藁帽子白き夏の道
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東大寺
君を知り 君と暮らした 長き年 愛を注ぎて 愛を失う
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東大寺
青空は 哀しくなると 君は言う 遠くに消えた 返らない日々
7
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紫苑
鳴き喚く猫を積み込みペダル漕ぐ ひとよ「虐待か」とな紛いそ
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東大寺
手の平に 小指を乗せて 握らせた 眠れる君は 私の天使
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falcon
古傷が痛むか父よノモハンの野を駆け抜けし脚をさすりて
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只野ハル
家族が増える理由減る理由様々にあれば思いそれぞれに
1
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さる
マイケルを最高の父と言ふ娘涙を誘ふあのひとことに
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キタハラ
「狂ってるふりをしているだけなので心配しないでください、母さん」
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あまいりょう
大人って意外と幼稚なんだなって老いゆく母をつつみたくなる
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只野ハル
診察の順番を父にＴＥＬ迎えの時刻もいつもと同じと
3
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紫苑
世を人を評し揶揄するひとと吾は渡れぬ河の両岸にいる
6
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詠み人知らず
わんころが いえにいれろと あばれとぶ こんまけすれば へやはけだらけ
3
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さる
贈られし水蜜も残りひとつを冷やしたる桃 老ひ妻と食む
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oriori
年重ね 父母の苦労 身にしみる 感謝してもしても まだ足りない
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