うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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音蔵 雅秀
ようやっと涼の漂い黄昏ば 秋虫の声一際高し
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うすべに
うす墨の横雲ながす御蓋山 すきまに昇る月のほほえみ
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海野 冬雪
長月の空に投錨、かなとこ雲 夕陽飲みほし紫紺に聳え
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海野 冬雪
夏雲や、めぐりを止めた地球でも 夕焼けが始まる足をとめた先
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び わ
ごうやの葉熱射遮り涼しさを実は日々暮らす健康の元
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音蔵 雅秀
一面の白き穂先がエノコロの 狂いしごとく風に遊ばる
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音蔵 雅秀
まだつづく夏空夏日ギラギラと 風は吹けども涼を含まず
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音蔵 雅秀
大ジャンプ 砕石敷地熱々か 草むらめがけアマガエル飛ぶ
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音蔵 雅秀
女子ゴルフ中継観ればツクツクの ホーシホーシと割れんばかりに
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音蔵 雅秀
青空に白く月冴ゆ十三夜 暮れなずみつつ黄金増しゆく
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うすべに
散り敷いて京むらさきにくずの花 ほのかに香る里山の道
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滝川昌之
名月を待ってる一夜が楽しくてどんな話を妻としようか
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恵雪
下草の茂みに立てる露草の青凛として秋ひとしずく
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へし切
足音にイナゴ飛び跳ね秋を知る思へば聞かぬ蝉の聲かな
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昼行灯
巡り逢う月と星とを空にみて たつる雲影いかに晴らさむ
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音蔵 雅秀
風に乗り 軽やかに舞い 蝶のゆく 教えておくれ君の名前を
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音蔵 雅秀
生を得て 如何に使うか託される 思うがままに描け紡げと
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音蔵 雅秀
目覚めれば遠く聞こえるツクツクと 秋はまだかと懸命に鳴く
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音蔵 雅秀
月満ちつ形つくるやまん丸に 満月冴える 中秋に向け
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兎桃
山中に赤き実を付く草木増ゆ錦の波の先触れなるか
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