うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
さようなら、さようなら、ママ わたしこのラーメン食べたら旅に出ますね。
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海の子
楽しみは吾子を連れ出し海へ出で釣り上げし子の笑顔見る時
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まき
落とし物が記憶じゃ私も拾えないごめんね婆ちゃんごめんね爺ちゃん
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きりあ
銀行へ出かけてくると言い残し父は帰らず愛の陰知る
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あまいりょう
信号を無視する時の母親がほんの一瞬「かあさん」を脱ぐ
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栞
箱型の住居の窓からこぼれてる灯りの数だけある物語
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御崎 耕
おふくろの味を男子が継承す海苔巻きたまごがうまく巻けたよ
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向日葵
初孫に聴かせる母の子守歌 優しく我をも包み込む夜
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リンダ
膀胱に三十一度の放射線うた詠む吾に合わすな父よ
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リンダ
再発の予感を伏せてドクターは最新治療の説明終える
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東大寺
悲しみは 小さな胸に あふれ出て 今年の夏も 暑くなりそう
8
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東大寺
真っ青な 空に流れる 白い雲 君の行方を 知る術も無し
7
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紫苑
指を噛む虫捕らうるは吾の役でそを飼う夫は少年となる
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佐々一竹
温かいアールグレイを嗜めばたいしたことがなき日も嬉し
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さる
都議選が済んだ今宵の静けさを老ひ妻とともに冷酒味はふ
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詠み人知らず
お墓では葉刈り草取り掃き掃除春から少しご無沙汰でした
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虹雲
問いてみたき母も今なくいずこ消ゆ麦藁帽子白き夏の道
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東大寺
君を知り 君と暮らした 長き年 愛を注ぎて 愛を失う
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東大寺
青空は 哀しくなると 君は言う 遠くに消えた 返らない日々
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紫苑
鳴き喚く猫を積み込みペダル漕ぐ ひとよ「虐待か」とな紛いそ
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