うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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浅草大将
実をなさで種も残さぬ仇花に散るべき門はなきとこそ知れ
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浅草大将
みをつくし心尽せど難波江の深きうらみに立つ瀬やはある
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＊なび＊
留守ののちベッドで我の背にぴたり ねこの四つ足なんと可愛や
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リンダ
月いちど遠距離恋愛するように無言のままで寄り添ってくる
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ふきのとう
わが腕で眠る子見れば遠い日の娘と重なり思いたどりぬ
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ふきのとう
たのしみは幼な子膝に抱きかかえ絵本声だし読み聞かすとき
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ふきのとう
出迎えてかけよる子の愛しさに頭なでやりぎゅっと抱きしめる
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杏子
脈々と 受け継がれ行く 孫のなかご飯にコーラ 我が父に似て
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浅草大将
空蝉の抜殻ばかりきに掛けて明日の我が身は何処にやある
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浅草大将
かき暗す心ははやもさみだれのふる里思ひ晴るることなし
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悠々
藤の花ははの袂のゆうらりとむらさきの風おもいで揺らす
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悠々
舞鶴は舞ふ雪ばかり父が里さびしきわれに鐘の音もなく
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リンダ
からからにおからを炒ってダシを入れ母は汗かき粉と戦う
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ふきのとう
祖父と母両手につなぎ並ぶ子は三代目の顔となり得しか
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リンダ
いつまでもチャン付けで呼ぶ父さんがこっそり買ってる尿漏れパッド
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ふきのとう
わが指を小さき指で握りくるぬくもりに心通いあわせる
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＊なび＊
我が猫が 物珍しげに聞き入るは 昼下がり響く「とうふー」のラッパ
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凍
「父さんはピッチャーだったんだ」と言った まだ父じゃないころの口調で
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音和丸
自立して悩み苦しむこの俺に親爺一言無理をするなよ
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たぁぼう
介護食 いつも残さず きれいに食べる うちの親父は 元気じゃね
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