うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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リンダ
迷いつつ兄の鼻先ひと舐めし置き物のように固まったまま
4
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リンダ
母さんの手料理食べに兄帰る喜寿の二人の忙しきかな
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秋桜
母の日は後悔ばかり募ります花さえ今はもう渡せずに
6
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只野ハル
温泉饅頭早い帰宅一緒の夕食留守の父にお土産
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只野ハル
人並みの連休母と芝桜と温泉初夏のような陽気
8
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千紘
未亡人になりて二年（ふたとせ）母曰く「太極拳も始めるのよ」
4
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光源氏
憎しみやかなしみさへも今はなく深き心に抱かれてをり
9
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ふきのとう
母の日に贈る人居づデパートのにぎわうコーナー通り過ぎ行く
5
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ふきのとう
久々に父とボールに興ずる子追いかけはしゃぐ背に陽ふりそそぐ
8
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平 美盛
若き日の 母の姿を 想いだし 今の自分の 未来を想う
3
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みずたまり
タケノコにフキにダイコン、煮て炊いて 食べつくせぬは祖父母の愛情
9
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平 美盛
時は今 想いが募る 五月かな 高き青空 巨鯉が泳ぐ
6
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薫智
気合い入れ文したためる両親に元気でいますあなたの息子
11
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みずたまり
元気かと聞かれ答えた元気だと でも本心はきっとばれてる
6
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みずたまり
子守唄聞きつつ寝た日なつかしく今はわたしが寝顔見守る
7
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向日葵
久々に聴く喉の音膝のうえ微睡む猫は子猫の軽さ
3
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只野ハル
親の家の掃除通院同行福祉相談連休なれば
3
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垂々
左手に輪ゴムを三つ巻くひとの留守番電話に透ける菜の花
9
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遊雲
春の夜薄着の寒さ堪へて歩く 憩へる家ある幸せ噛みしめ
3
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遊雲
手を伸べて慰め抱ゐて慾しかつた 隱した心を共に見つけて
3
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