うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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トーヤ
四人での夕食少しにぎやかで明日のメニューもその場で決まる
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ゆべし
一心にアリを見つめるおかっぱが溶けはせぬかとムギわらかぶせて
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きびなご
知らぬ間に ハイハイしてる 孫をみて 自然に和む じじの顔かな
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ゆべし
「鯰顔！」「うっさい、このデブ！牛蛙！」「おやおや、どちらも私の子だよ？」
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浅草大将
たらちねの親にもまさる深情けかかるこの身は命長らふ
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詠み人知らず
心身を病む身で我はただひとりどう生きてこうころっといきたい
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きりあ
がぶ飲みの珈琲一杯台所今夜の献立何にしよう
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赤橙黄緑
年一度、帰省をすると「あれ食べたい！」「これも食べる？」と子供に戻る
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螢子
母とふたりいつも眼は真っ赤赤あらすじよりも涙の記憶
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まるたまる
埃くさい浴衣を漬けたアクロンに６０年分ほどの汚れが溶ける
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詠み人知らず
二人とも学生だったあの頃に君が描いた春の佐和山
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赤橙黄緑
午後五時に水戸黄門の再放送見ながら囲む実家の食卓
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舞
幾山河越え来るものか 振り向けば 山高くなしふたり歩めば
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きりあ
何故ぼくと結婚したのか記述ありそのノートにはきみが息づく
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＊なび＊
癌と生く母へせめての労いに カフェインレスの珈琲一杯
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詠み人知らず
女性用衛生用品コマーシャルつい口ずさんではしばし固まる
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詠み人知らず
膝下の人面瘡が「暑い」しか言わなくなった。盆に帰るよ
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舞
歳老いた写真の中に笑いつつ若きオヤジと幼き我と
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詠み人知らず
中一の夏両親のムツミアウ声を聴いてしまった不幸
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浅草大将
その昔の国やぶれたる夏の日も山かはありて乙女遊べり
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