うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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かぐら
ハーモ二ィック猫は私の品として喉が怖いと思っていたね
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只野ハル
注がれし母の愛には及ばぬと知りつつ母の介護する日々
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のんぼう
陶器婚 何かいいことあった日は あなたプレモル私はヱビス
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詠み人知らず
守るべき人がいることの幸せと 果たすべきことの重さに惑う
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おかき
小説家になりたかったと言う母は五十二歳の大学二年
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三嶋
母親のいびきで目覚め午前二時 赤ちゃんのころはいつもありがと
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村上
圭ちゃんが掬った金魚を「圭ちゃん」と名づけて七年妻は餌やる
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あき
室内に白くたなびく春霞とかではなくて鍋が焦げてる
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麻倉ゆえ
うぐいすを見聞きした窓「ほらあそこ」さるすべり指す笑顔ぽかぽか
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しづく
人生の最後に何か食べるなら母のおろしたやさしい林檎
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光源氏
御見舞いをしていただいて有り難う息子と判らず話す我が母
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かぐら
俺たちは私たちって言うだろうだから命に触れないだろう
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きたの小町
君コーヒー 我ミルクティーと いうような 小さなことから すれ違ってく
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いちにのパッパ
弁当を選べる店の見当たらぬ妻の故郷の駅前通り
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詠み人知らず
長旅で長あえないで長つかれ 自分の家に長居をしたい
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艶羽
一卵を 分ち生まれし 我等とて 解り合へぬか 実に口惜しや
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艶羽
吾が戀路 「母の如し」と 言做すか 姉御前己も 鬼の親族か
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しづく
祖母の手がすこしちいさくなっていたそれだけだけどそれだけじゃない
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いちにのパッパ
仏壇の鈴を玩具にして遊ぶあなたの孫をどうぞよく見て
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あき
さっきまで食べてたはずの葛餅が手水の隙に消えてる事件
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