うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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ななかまど
一歩づつ山毛欅の木漏れ日浴びながら古希の白神ありがたきかな
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へし切
足腰は年古るごとに衰える 生きてやるぞと今は意地のみ
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茶色
夕立をしのいで猫と屋根の下同じ仕草で空を見上げる
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秋日好
月越えていまだに癒えぬ虫刺され大事なものほど消えていくのに
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舞
町内の馴染みの顔や知らぬ顔ともに輪に入る夏盆踊り
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茂作
あるじなき垣根まもりてあかあかと 夕日に炎ゆる百日紅のはな
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び わ
暑い中負けずに歩き友と合い今日と言う日を楽しみとして
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音蔵 雅秀
柔道の本家が何故に勝てぬのか 柔よく剛を制すは夢か
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音蔵 雅秀
トビウオは 飛べず不振に涙飲み 水泳日本 メダルは銀一
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音蔵 雅秀
個人戦 銅が一つの卓球で 底力出せ 団体日本
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音蔵 雅秀
詩も吼え、混合団体踏ん張るも 一歩及ばず メダルは銀色
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音蔵 雅秀
延長戦 縺れ粘れど 一瞬の 隙を突かれて なでしこ惜敗
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横井 信
八月のそっと近づく盆休み自分に課した宿題ひとつ
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海野 冬雪
資本主義の量産商品好きだけど 手作りのあみぐるみ買い増えし
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茶色
負け戦分かっていても恩返し潔く散る武士の粋
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詠み人知らず
天国は硝子の塔というひとのゆびさき絆創膏にまみれて
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痴光山
夕蝉に重なり 暑き今日も聴く 老いを探せる市の拡声器
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只野ハル
落とし物リボンの付いた麦藁の小さい帽子植込みの上
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只野ハル
遠雷に窓を閉めつつ脱いで待つシャワーはまだかカエルの気持ち
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只野ハル
猛毒の原始の海の渚にて生命なんて生まれるものか
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