うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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文月郁葉
夕闇に追われて帰るひとたちの影踏みつけながら私も帰ろ
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宇津之宮
とりたてて 観光地の無き この町も 雪の積もれば 美しきかな
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雲のジュウザ
六連銭 赤一色が 兵よ 敵にあらずや 虱が群れなど
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るち
しあわせなうたをつくってしあわせなうたをうたってしあわせになる
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笑能子
書の到来訝られつつかわしつつ九割方は愉しみ故に
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只野ハル
四百首 詠みも詠んだり 数だけは 最近ペース 落ち気味だけど
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只野ハル
巡る音 流れ香りて 海を越え 世界に届き 世界が歌う
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浅草大将
みな人の眠る静寂に目覚むれば遥か微かにあかつきの鐘
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骨池
常しえに 愛はいつでも それをやる 一番むごい やり方でやる
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雲のジュウザ
長き冬 真しろき白粉 ぬる紅葉 心みじかき 春の山風
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じゆん
依存して生きてくよりも矢面に立って敵陣見据える野武士
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雲のジュウザ
狸が兵 蚤が群れおり 固まりて お狸様の 放屁でも飲め
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雲のジュウザ
試し味よ 口が汚れし 雑魚すらも 食わぬものよな 徳が川の魚が不味さ
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雲のジュウザ
出腹の 征夷大将軍と 嘘ぶきて 真の意は 性意大将軍なり
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雲のジュウザ
六連銭 赤一色が 兵よ 敵にあらずや 虱が群れなど
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詠み人知らず
お財布に入れたままでもタスポ利く 店主見つめて 手書きの表示
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じゆん
なんとなく電池抜かれたロボットの如く寂しいいでたちだった
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じゆん
いつどこで出来たんだろうこの痣はこの切り傷は黒い心は
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じゆん
来世は同じ種類の生物になってたくさん語り合いたい
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栞
停車駅 女性の声が告げる日はうれしい心地のわたしは女
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