うたの一覧
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じゆん
麻酔なら とっくにキレた今はただ この痛みすら生きてる証
1
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栞
他のひとと比べて自分を確かめて ひとりでは溶けて消えてしまいそう
0
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山本克夫
出来ること。たぶん?わかってるよな気している。でも、たぶん?越えたい
1
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おぢ丸
かつて我父をも打ちて放蕩の道に入りたり虚飾の街の
2
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うい子
ワンルーム、コーヒー、古本、ワーグナー 獨りがむしろ誇らしい夜
3
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鷹雪
泣きたくて泣けない涙はその先の それでも廻る世界にとける
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はづき生
今日もまたマクドナルドに通うのだジャンクでワンパターンな生活
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篠原
人混みに 佇む僕は そう、まるで青空彷徨う 一羽の烏
0
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はづき生
こころから煙をはいた斜めから鏡に皺の陰が映った
2
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はづき生
ガタガタガタガタぬかすんじゃねえやえーと何言うつもりかど忘れしちまった
3
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音波
既にここは月の裏側 誰からの便りも届かない場所 独りだ
2
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音波
コンビニが空き地になった四つ角でフェンスの鍵を鳴らす海風
2
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エズミ
まといつく蝶がこわいと泣いた君髪の香はなお褪せることなく
2
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武谷有人
天国のドアを叩くと「入ってます」 なすすべもなく家路につく春
6
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詠み人知らず
駅頭で塚本邦雄の文庫本短歌の巨人の青年時代
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紫苑
春雷に胸の裡にてわさわさと騒ぐものあり形は成さねど
6
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栞
まだ寒い3月半ばにサクラサク 咲かせたきみの未来は無限
1
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音波
流氷を産み出す 春の街に住むあなたには分からない理由で
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MK2
偽りを隠して歩く夜の畑 横切る影は大きな烏
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笑能子
水仙と麦の穂活ける春装い雨夜の中のさやかな憩い
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