うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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四季野 遊
春風に在りし日の母蓬摘む姿を野辺の幻に見ゆ
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じゆん
話したいことは沢山あったのに どうしてだろう やっぱりひとり
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じゆん
だめかも、と 泣きたくなった僕がいた 桜の下で嘘はつけない
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栞
毎日がラジオ体操できるほど希望に満ちた朝じゃないから
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浅草大将
よろづ葉のひとつの種を野に山に尋ねて遥か敷島の道
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竹本未來
葉書には「長期延滞早急に返却されよ妖精事典」
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佐千加
一杯の梅酒で酔うほど可愛くはないけど今夜は酔わせて欲しい
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ちゃー
手を伸ばし あなたの頬に触れたとき いのちがそこにあるのを感じた
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栞
青空に伸びやかな白の直線を描く飛行機みたいにいきたい
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栞
たくさんの別れの涙を見届けて空もうっすら滲んで水色
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詩月恵
笑っちゃう鏡のなかのパンダ顔 泣くことさえも不器用なんだ
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ゆら
カタカナの固いカタチに囚われて咲いたサクラもサヨナラみたい
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星野冴子
いまは亡き 君の歌声 聴く宵は 心の核が 蒼く染まるよ
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羽
春だよと誰かささやく心地して 天然色の夢から覚める
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羽
くちびるは濡れた桜の花の色 今宵少女は素足で踊る
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美紗
明けぬれば そぼろ雨降る 奈良の宿 ほんのり香る 白檀線香
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山本克夫
明日がある希望がなけりゃ、羽根布団一式なんて通販しない
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小春
きみが「ある」ただそれだけに感謝して自分の中の強さ信じる
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詠み人知らず
二十年前が一気によみがえるその雰囲気は変わらず笑顔
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只野ハル
一人が好きじゃないときの方が多いのに気が付けばいつも独り
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