うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
|
|
-
みなま
告知より 日常消えて 真空の砂時計のなか 生きるあなたに
17
もっと見る
-
文麿
眞夜中に眞白き街を默々と向かふ家あり雪だるまさん
5
もっと見る
-
詠み人知らず
ランドセル背負った君を撮った人 笑ってたけど泣いていたんだ
21
もっと見る
-
ふきのとう
わたくしは毒舌なるも前向きに生きるあなたを愛しています
23
もっと見る
-
知久
「恋せよ」と鼓舞する母の横顔は哀しいほどに「女」のそれで
5
もっと見る
-
紫草
拙宅の脚長彦の受験生 センター前日 憂い深まり
12
もっと見る
-
文麿
雪深み自轉車押して走る人この路のさき産院のあり
4
もっと見る
-
みやこうまし
恍惚より先に死ねない責任がこの老骨を支えています
20
もっと見る
-
詠み人知らず
雪解けの雲の切れ間に愛日がそそぐ窓辺でぬくもりを編む
16
もっと見る
-
文麿
叱る聲店に響きしをさなごのなみだこらへしむかしうかびし
3
もっと見る
-
もなca
冬曇りストーブの上で小豆煮る昔の母を思い出す空
20
もっと見る
-
赤石仙人
誕生日娘のくれた似顏繪に烏鷺の圖あればわが頬緩む
5
もっと見る
-
リンダ
ピーナツを頬張り挽歌よむ我は恨みつらみも噛み砕いており
15
もっと見る
-
リンダ
成人の日に亡くなりし父親を記憶の底に沈めた娘
7
もっと見る
-
リンダ
同僚が誕生日だと告げたゆえ夫の命日慌てて飲み込む
9
もっと見る
-
五穀米
豚肉の脂を抜いて正月は父と母との誕生日来る
1
もっと見る
-
ふきのとう
しんしんと底冷えの朝新聞を君に届けて灯をつけるなり
14
もっと見る
-
由良
カメラによく写りに来た君の犬 忘れないでと言ってるようで
1
もっと見る
-
桜園
洗濯を我がしては夫のほす二人咳して鼻かみながら
14
もっと見る
-
詠み人知らず
まだ暗い 机の上で朝を待つ猫よお耳が 冷え冷えですよ
2
もっと見る
