うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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庭鳥
この世にはわたしひとりと錯覚す熟れたマンゴー貪りながら
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紫苑
君の弾くペテロのアリアはその思い溢れて愛の悲しみのごとく
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由良
この星の母なる海のカーニバル 青く澄んだ心持ち寄り
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紫苑
ひと棲まぬ路地の奥には仄白き野の花の群れ咲き乱れけり
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日向めぐみ
焦っても立ち止まっても仕方ないあなたが作った道なのでしょう？
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リンダ
リーガロイヤルの前にたたずむ晶子像、歌と違ってはかなく細く
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うにうに
左手に月の引力確かめてゆっくり浮遊していく深夜
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水葉
目に耳に色とりどりの激流に ふと 立ち止まる モノクロの吾
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山本克夫
電柱の傾きが見えるようになり身体ごと傾いていると気付く
3
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山本克夫
目の前の景色が一瞬にして変わるたぶんデジタルと言う世界
1
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山本克夫
突き刺さるものは凶器ではなく片時の愛情もなくした言葉で
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山本克夫
疲れきるまで指先を上げてどこまでが手の届く価値観か探る
1
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山本克夫
ゆらゆらと揺れているこれは気持ちではなくあきらかに地震
0
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螢子
外の喧騒忘るるがごと静寂のなかに座りて松風を聞く
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月光
仏にも ほんの少しの 休息を 幾千年の 祈りの合間に
1
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螢子
過ぎしうた 今気付きたれば 空っぽの 我の心に 凛と響けり
2
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東大寺
小百合さん どうしてそんなに 美しく 清楚でいられる 永遠のマドンナ
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キタハラ
恣意的な世界で今日もすれ違いわかりあってる気がして会釈
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リンダ
限界と弱音吐きつつ詠む十年気付けば吾子が二十歳となりて
6
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キタハラ
悪化した口内炎が痛いので傷つけぬよう言葉を選ぶ
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