うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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いとう むた
街灯の電球パッパチカチカと
一瞬の夜あの子がいたよ
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いとう むた
道ばたの雑草に露したたって世界のどこか死んだ子の朝
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浅草大将
この道の果てにぞ何はあるべきと思ひながらの橋渡りゆく
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不乱
白き花 優しさ愛しさ積み重ね 聖く光りし 美しき華
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不乱
黒き花 偽り裏切り積み重ね 妖しく誇る 麗しき華
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じゆん
ま、いっか。と言ってごらんよ 肩の荷がぐぐっと降りて 楽になるから
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じゆん
色のない世界であそぶ色のない子供がわらう世界をのぞく
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篠原
深海で 溶けるように 腐敗する僕の瞳は 濡れていますか
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篠原
他意も無い 些細な言葉に 囚われて嘆く私は 子供のままで
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はづき生
殴った先に殴ったおまえが悪いんだぞって言ったら泣かれた
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８月２４日生まれ
何もすることがない日の焦燥と怠惰にまみれた時間の贅沢
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ゆら
「かったるい」の音のようにかったるい体を揺らして今日はおやすみ
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詠み人知らず
もしもでもそんなことばでこの先を縛り付けているのはわたし
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はづき生
この場所にいれば平穏かもしれぬ今この時に限っていえば
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凍
とうきょうは ホームの端まで さわがしく 風や鳴る鳴る ふるさと恋し
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エズミ
午前四時雫は音を立て落ちぬ暗がり砂糖塩醤油毒
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エズミ
「探さないで」遠ざかるたび思うたび薄らぐ理由置き手紙ひとつ
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エズミ
夕闇に名残の桜式次第さよならいつか花びらの舞う
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エズミ
いまはまだ誰のものでもない朝駆け抜けてゆく君におはよう
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エズミ
神様がひとり調光室にいて夢の終わりを告げる暗転
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