うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
年玉の札より先に寿司海苔に 惹かれし子あり血筋と笑う
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詠み人知らず
幸福を願う贅には蓋をして 何もないことそれだけ祈る
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紫草
「かあさんの料理最高」と誉められて年末年始をきりきり舞いす
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みやこうまし
パソコンに三味なれるわが部屋を戸を少し明け妻がのぞき見
15
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五穀米
高層ビルガラスとデスクと名札らをこの世の富と誇る弟
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紗月
改札を挟み幼子微笑みて嫗は一人涙に暮るる
2
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ふきのとう
神殿に柏手を打ち幼子は前を見据えて何をや願ふ
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みやこうまし
初春に祈願すること少なきに孫と書初め希望の二文字
15
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詠み人知らず
子供らよ現世に神も仏もない 試してみよう 御神くじ引くぞ
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偽嫁
お年玉狙いで手伝う子供等に二十歳までだと数を教える
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紗月
祖母と母と私も好きな作家です心の家系図受け継ぎて今
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紗月
孫の名を既に忘れし祖父なれど就職祝いに涙溢るる
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夏恋
本当は脆く儚いいしづえの上に辛くも建つのが家庭
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詠み人知らず
小雪舞う三十一日十二月 人恋しさと暫しの別れ
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詠み人知らず
わたくしが仕合わせだったあの頃に 小さな君を抱き上げました
3
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いちにのパッパ
理由なく「パパー」と言って来てくれる君がいるからここがうちだね
3
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しまじま
買い出しの 師走に群れなす 繁華街 年の瀬一人 寒さ沁み入る
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詠み人知らず
冨士子とは半身不随の母の名で わたくしたちの誇りなのです
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コーラ
今はただ 待つしか出来ないって 意味の言葉 それでも 「大丈夫だよ」
7
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いちにのパッパ
サンタから何故かママにも届いてて自作自演の君が笑ってる
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