うたの一覧
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栞
明るさを増すほど不安は膨れゆき影黒々と足元に落つ
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詠み人知らず
容赦なく切っ先鋭く他に向けし刃が返るやわき自分に
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あみー
ああ俺はしわっくっちゃのシャツだけど着る奴くらい選ばせてくれ
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ほたる
今宵飲むお酒の中に忍び込み 我を酔わせて降る春の雨
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都季
ブランコを漕いでは空に伸ばした手未だ青には染まらずにいる
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只野ハル
銀色の砂に落とした約束のパールを探す涙をこぼす
2
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都季
懐かしい痛みを胸に押し込めて深呼吸して仰ぐ空、青
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都季
君からのさよならずっと暖めて春の光に咲かせるつもり
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只野ハル
落葉樹より新緑樹はどうかな常緑樹との対で綺麗な
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宙(そら)
誰も皆 いらぬと言わぬ 給付金 その財源は どこからくるの
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じゆん
暗闇に慣れすぎたよね今じゃもう手探りのまま靴下履ける
1
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只野ハル
眠れなくて歌を詠むか歌詠むうちに眠れなくなるかどっちかな
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只野ハル
羽ばたいて飛ぶもの儚く健気に地に還るまで生命のかぎり
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只野ハル
セーター脱いだからその分うつむきかげん直さなきゃとひとりごと
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詠み人知らず
水玉はけっして幸せだけのものではないと熱く語る水玉武装少女
1
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詩月恵
ほんとうを言わないことが大人なら子供のままでいたい夜がある
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久地宗吾
きょうの朝さようならの子どもたちがぼくのベッドにやってきていた
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久地宗吾
待ち合わせも今いる場所もただ「渋谷」なぜなつかしい宇田川町の名
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詠み人知らず
斜に構え 冷めた態度で 後ろ向き そんな少女も 今じゃ熱血!
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詠み人知らず
ポジティブは自分の魂燃やすこと! ネガティブは逆! 消すということ!
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