うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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千紘
見えずとも 良いものまでも見てしまう吾に悲しき夏がまた来る
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紫苑
訥々と芸の継承を吾に語る老爺は農夫の手で酒を汲む
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まき
だめだもう今日も明日もあさってもほらね全然うたにならない
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凍
イカロスよ 心ひとつをともにして 歌を詠むらん 愚かな吾は
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志慧
私の罪を切るのに忙しい新宿駅階段の手刀ら
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山本克夫
缶コーラのプルトップ引けばまあたらしい夏の音がはじけて
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山本克夫
ひらいてはきえてゆくものとどめおく一瞬の記憶のなかの花
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山本克夫
突然の入道雲にすいこまれる ひかり、光になりたかった夏
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山本克夫
ゆかなければならないのです眩しさを連れて向日葵の咲く道
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山本克夫
しらない清流へ向かうバスに乗車する。午後はゆらぎの中に
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日向めぐみ
お腹揉み気づいてしまったこの胸と同じ固さだ うわ泣きそうね
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日向めぐみ
戦いを繰り返すうちに兵隊は目的忘れておもちゃになった
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詠み人知らず
ラジオから五木ひろしを聞く朝はふるさと思い帰りたくなる
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８月２４日生まれ
世の中で自分一人が不幸だと あなたは今日も得意げに言う
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たんぽぽすずめ。
もの凄い影があるので雲間から差し込むような笑みでごまかす
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笑能子
喉元を過ぎてますます繰り返す吾が事なれど人事の様
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赤橙黄緑
この夏に活躍しそうで買いました。「目玉おやじがいっぱい」手拭い
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のびのび
夕方のサッカー台ではとりどりのマイバッグでするパズル、テトリス
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のびのび
鳩サブレーさくっとかじるとりあえずリビング８畳圏内は平和
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詩月恵
目と雪がおんなじ言葉おなじ音 濡れて滲んでくるのもおなじ
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