うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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天野
私には未だ解からない何故君が其れに其処まで拘うのか
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竹本未來
広大な大地に生まれた私に路地猫が説教をする夢
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竹本未來
人生の中間地点とするため浮遊感情洋灯に灯す
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久地宗吾
その右手ふれるべからず左の手ふたつは別に生きているから
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銀ねず
どうせ死ぬ僕たちだからそう言った君が一番驚いている
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リンダ
雨の日は癖毛の先が不対称フロントガラスに写る憂鬱
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栞
正解は自分で決めるものなんて急に言われて戸惑うわたし
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リンダ
畳まれて小さく薄くなりながら依存度増して何度も開く
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東大寺
幸福の 文字から見える 空しさは やがて心に 広がり染まる
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螢子
恋のうた詠いたいけどできなくてもう少しだけもう少しだけ
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じゆん
「その他」って言葉がいつも好きだった なんだかすごく自由な気がして
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只野ハル
変わらぬ定時退社夕陽に向かう車はその向こうに行きたい
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只野ハル
社食を咀嚼しながら病院食を思い食欲は縮小す
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只野ハル
ＪＩＳ一級の金尺で手術の痕を測ると６３ミリだ
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只野ハル
通勤の車中で聴く「きまくら」に笑ってる月曜の朝に戻る
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詠み人知らず
休日は、洗濯のあとくしゃみして、遠いブッポウソウを聴いていました。
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ゆら
パンジーに追いかけられる夢をみて二十歳の春も花壇が怖い
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詠み人知らず
生きるとか死ぬとかいうよりも涼しい鐘の音がする人
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銀ねず
半分は寺山修司でできている五月はポケットに大きすぎた
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詠み人知らず
赤裸々を紙に包んで手に乗せてちゃんと見てからシュートするから
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