うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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ふみまろ
泣けとばかり眼鏡を濡らすおでん屋の湯気もろともに一日を呑む
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さる
夏燃へる こころは凍る 老ひひとり 千秋楽の 画像見つつも
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天野
甘ったるい言葉のシャワーに毒されちゃ僕の飴などおはじきですね
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紫苑
夏の陽に炙られている都会にもホワイトアウトはあるのだろうか
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イマイ
うつむいて踊り続ける夏祭りお囃子はまだやみそうもない
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やすむ
結局全部だめだったけど死ぬには惜しいくらいの土手で
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やすむ
夏バテにきくとか嘘っぽいけどさ腹にたまったジンジャーエール
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山本克夫
「夕立ちの後にでる虹の準備はいいですか。じゃ雨ふらせます」
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山本克夫
やはり棘であることに気づき吐き出した言葉に驚くのでした
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山本克夫
テレビに余命二年と宣告しているアナログという右上の文字
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山本克夫
真ん中に背骨があってくらげとは違う生き物 ただよえぬ海
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山本克夫
「さあ、夏だ頑張ってくれよ」とぴかぴかに磨く入道雲製造機
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紫苑
ひとのよの陰知り初めば白といふ名に憧れし若き日のあり
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向日葵
カーテンの隙間差し込む夏色を 誇示する陽射しに敗北宣言
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向日葵
敬虔な信者になれない罪深き私は図書館で祈り捧げる
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佐々一竹
風鈴の音に誘われさくさくと知らない町を歩く愉しさ
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佐々一竹
戻り梅雨らしき週末つつがなく過ごそうとして文庫本読む
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笑能子
転寝の深き浅きに戸惑いぬ惰眠恋しき一瞬あれど
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のびのび
入れすぎた漂白剤が目に染みるそうだ来週プールへ行こう
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のびのび
頬杖で頭を支えられるので悩みはあってもほぼ幸せです
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