うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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キノシタサトル
浮んでは消えて浮んでは消える水泡の如く散って百夢
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詠み人知らず
ゴムゴムの実を飲み込んで復讐は止めようだってルフィーに悪い
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キノシタサトル
「あのときのあれ」で通じるお二人が羨ましくて羨ましくて
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キノシタサトル
「さっきからだれと喋っているんです」「ぼくは誰ともしゃべってないよ」
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キノシタサトル
天窓の月をレーザーポインタでエス・オー・エスと狙撃してみる
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虹雲
透明な血持つ故に樹は静かたぎる血の性人は哀しき
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銀ねず
充満した空気、シャワーの湯けむりとつけっぱなしのテレビの音など
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銀ねず
換気扇がせっせと吸い出すひとの匂い部屋いっぱいに時は流れて
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赤橙黄緑
憂鬱だった梅雨を待ちます。新しい長靴ちゃぷちゃぷ歩きながら
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キタハラ
さみしさのボタンを連打してみればだれかとわかりあえる気がした
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リンダ
片方が下がったままのシーソーで足が届かぬ吾は泣きおり
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ほたる
雨粒のシャワーを浴びるガラス箱 秘密のカフェでシュールな二時間
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ほたる
雨あがり オープンカフェに光射し テーブルの花の雫ひとつぶ
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詠み人知らず
降りてゆくだけの螺旋階段が在るよ種に還るひとたち
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詠み人知らず
月光は網の模様を水に描き尾鰭を持たぬもののかなしみ
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詠み人知らず
ふれぬようふれられぬよう遠く来て有刺鉄線越しの夕焼け
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リンダ
無意識に運命線を観察す納得しても吾はきれぎれ
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さる
さっきまで 降っていた雨 薄日さし いつもの散歩 シューズを履いて
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詠み人知らず
いつまでも退会できぬミクシーのなににいったい未練があるのか
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下地杏
よく働きよく寝よく食べ英単語など覚えつつ老いてゆきたし
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