うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
水曜に介護を受ける父母あれば 保険料など安いものです
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ふきのとう
笹の葉にたんざく吊るす幼子は織り姫さがし夜空を見上ぐ
20
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おおしまゆきこ
遠くある人を想えばしらじらと眠れぬままに朝を迎える
17
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詠み人知らず
清貧の父から継いだレガシーは 「馬鹿」がつくほど真面目なところ
29
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inosann
妻置きし荷につまずきて怒るさま短歌に詠まんと言葉を練れる
11
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只野ハル
夕方の家族の会話それぞれがしんどいなあと俯いて言う
6
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只野ハル
仕方ない言ってはみれど納得はできぬようなり父の繰り言
2
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詠み人知らず
おめでたうと孫に云はれて思ひ出す心許無く老いを重ねる
3
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舞
つき出たる吾が腹笑うその妻の余るわき肉摘み反撃
19
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慶心
遺言は「みんななかよくしてくれよ」 守りて七年 家宝の言葉
9
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詠み人知らず
かわいそう 捨て猫だいた 娘の目 家族にするか 涙雨の道
9
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たんぽぽすずめ。
蓮の花ほほ笑む小さき水瓶の浮雲へ言うありがとう母
14
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詠み人知らず
妻軸道 猫と吾が輩 安全に 側道あるき 交通整理
6
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みやこうまし
妻の介護「責務」といえば重くなる 私は介護のボランティアです
10
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只野ハル
二礼二拍手祈りの言葉母と毎朝神棚の下に立つ
5
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紫草
鹿児島へ母と娘のふたり旅 黒豚・砂風呂・打ち明け話
20
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詠み人知らず
意外にも美しい指ありまして ピアノを軽く叩いてみます
15
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詠み人知らず
叱る顔 おやじそっくり 嫌になる母を泣かせた 親不孝もの
7
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おおしまゆきこ
幼子のように実母の背を洗い歳月という不思議を想う
18
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ふきのとう
初孫が五歳となりし喜びを父母に話したく墓参り行く
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