うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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只野ハル
浅くて軽いのだろう詠んだ自分も忘れている歌を残して
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只野ハル
巨大ロボのリモコンの電池が切れててオワタ！なんてごまかして
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はづき生
ふんすいのまつたひらなる水面はときをり高く高くみづ上ぐ
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只野ハル
搭乗型巨大ロボで乗り物酔いする奴みっともないものだな
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只野ハル
戦い終えた老将を敵も混じりて胴上げし照れくさいやろ
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只野ハル
ランドセルから生えてる定規を抜いてもビーム出せないショウ・ガクセイ
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竹本未來
焼き栗の内側詰まる秋世界 親指の爪ゆっくりと挿す
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サクラノリタカ
へこんでも悲しくってもつらくても笑えばいいよ笑えばいいよ
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サクラノリタカ
鬱なんて言葉にしたらただ一字小難しいのが腹立たしい
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サクラノリタカ
一人きり一人の部屋で独り言独りよがりな悲鳴を上げる
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悠々
ケータイハ言葉ヲハコブ翼ダネキミノ空ヘトジユウニ翔ベル
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山本克夫
夕空に拍手をしておこう 鳩として飛び立つまえの確かなあかし
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山本克夫
灰色のかべのむこうにたどり着く方法を見つけた ぶち壊すんだ
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山本克夫
ブルーマーリンのえらをもつ人となって大海に藍色のため息をもらす
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串野
ばらばらになった脳みそ組み直し頭蓋に戻して余った海馬
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銀ねず
つづく雨に「平和」を思ひゐたりけり癒やされ損の花冷え儲け
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紫苑
松風のうちに応へは視へねども里子に従きて山門をくぐる
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くも
めのまえの障子や空や文鳥が黄色に見えた日のために する
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紫苑
乳いろの靄の掌両の眼を覆ふ迷へる我を押しとどむごと
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まき
わたし今、とてもひとりでいるからか自分の影さえひどくいとしい
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