うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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只野ハル
間違えて配達された日経の歌壇の選者ひとりは穂村さん
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只野ハル
ン十年ぶりのゼロの焦点面白く時計は午前五時を打つ
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紫苑
音もなく山茶花の散る人気なき隅より揺らぐ脆き均衡
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田中ましろ
十一をプラスマイナスと読んだら今日の日付に答えを出せる
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山本克夫
なんて光る汗が似合うのだろうテレキャスターの指版の上に
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猿ノ丞狂介
春が住む建てるやいづこ大和なる吉野の山に家を建てつつ
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山本克夫
真っ逆さまに落ちてゆく檸檬の中に何か忘れて来たのでしょう
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山本克夫
冬の朝に輝いたひかりを抱いて頑張って春までいきてみます
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山本克夫
松茸の味お吸いもの有り難く飲んでこの国に生まれてよかった
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山本克夫
つかんだらきえてゆく粉雪がきえてゆく あ、すべてきえてゆく
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山本克夫
ダークブルーの海岸線にわすれてきたの夏のサンダルの片足
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光源氏
夕闇にまがへる菊のほど醉ひにさびしき夢をまだ見ぬと問ふ
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山田美弥
死してなお家族になれぬ父の影我を捕らえて目隠しをする
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光源氏
返らまじ君こそ我にくれなゐのけぶりにむせぶ衣手に染む
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光源氏
あらましをいもにつげこそうつそみのえしも忘れね思ひもかねづ
9
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久哲
「先生 南のはては寒いですか」白衣の人に道 あえて聞く
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笑能子
ホカホカと温き仕度に寝入りたる心も拡げただ深々と
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浅草大将
木枯しに笑まへ吹雪に耐へて咲け散らぬ思ひの冬桜花
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奏音
明日までに強い「わたし」になる だから 棺の前で今だけ泣かせて？
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奏音
保育所が合併になり消えました さよなら わたしをいじめたあの子
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