うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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光源氏
待ちわびしみだるる髪は狂ほしく君がたよりをかきてとかさん
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光源氏
たえまなく修羅の輪廻はくりかへしつづみに踊るかぎりなきわざ
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光源氏
かぎりなし火影に浮かぶ君なれどいみじき憂ひ闇にしづむる
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光源氏
からみつく闇夜に光る柔肌に女のさがの哀しみを見ゆ
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光源氏
北山の法の明かりは究まりて夕日をもやす火の鳥を見ゆ
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ケンイチ
泣く風に薄日がさせば砂時計とめどなく落つ日曜の午後
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猿ノ丞狂介
谷風は掛くる技にも暇そうに打ち出しの後は料亭「初花」
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さる
墨と筆 こころをこめて 年賀状 歳を重ねて 書くこと多し
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山本克夫
あいされることを忘れたおぼろ豆腐をやさしく掬い取るような夜
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山本克夫
ブレーキの踏み加減でベテランか否かわかるのだ 朝の通勤電車
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山本克夫
焼き鳥がいいねと君が言ったから一本百円の立ち飲み屋も思い出
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山本克夫
知らない駅の不動産屋を訪ねてペット可の物件を探す 猫が友達
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山本克夫
自販機の缶コーヒー千円札のおつりが百円玉ばかりだった夕暮れ
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螢子
お気に入りのうたより消えゆくうたありてめもしておけばといまさら思ふ
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詠み人知らず
物狂い買っても買っても満たされず刈っても刈っても自己愛の花
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らるり
しずく 音 ずれたもういちど 音 ずしく 湯気の隙間に朝練覗く
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かわのふゆき
Ｍならばさぞつらかろうガラス越し潰れしジムのサンドバッグよ
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まるたまる
今日もまた一歩も外には出なかったそれでも私結構しあわせ
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まるたまる
猫たちも浮き足たって空に鳴くわちふぃーるどの祭りの季節
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螢子
近道をしっているからこそ走り出す道草もあり遠回りあり
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