うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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田中ましろ
この街の背丈が伸びてゆくさまを河川敷から猫は眺める
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まるたまる
うまいこと眠れなかった翌日は第六感で仕事をこなす
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詠み人知らず
空を見て茜をあびて月を待つ嘘はつかない嘘はつけない
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久哲
しない人が思っているほど歌人とか釣り人って暇じゃないよな
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猿ノ丞狂介
百地丹波さへづる織田をことごとく打ち破れどもつひに散りゆく
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猿ノ丞狂介
あさみ鳥糸にかかりて白露の珠ぞこぼるる春の涙か
5
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粕春大君
色として生れるもの是空なれば顕露しがたし幽玄の妙
15
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羽
日をあびた棚に寂しき三冊の短歌雑誌をかかえて帰る
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山本克夫
空には届きそうもない指先を遮って飛んでゆく羽根のある者達
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山本克夫
資格情報エラーですゲートは閉じられました現実にお戻りなさい
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山本克夫
水のない噴水のとなりは途切れた笑顔と静かに羽根をたたむ少女
1
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紫苑
はな伝ふ書にまなびをり枯れ花の死していのちの凝れることを
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詠み人知らず
言の葉をゆるり紡ぎむ金絲こめ錦となりて歌人暖む
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阿房奈児
沸点が 低い方では ないけれど 急沸騰し 脳はグラグラ
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少納言バッテラ
若かった あの頃何も怖くなかった ただコモディティ化することだけ怖かった
2
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くしだ
寂しさで死んでしまった真っ白なうさぎのような顔のまま寝る
3
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向日葵
腹黒さ流行りの美白で隠しつつ鯛焼きさえも婚活をする
5
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山桃
ゆきゆきて世に無き色を花に問はば紫の外赤の外
4
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リンダ
意地になり占い続けてみてもらい共通項は異性運なし
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じゆん
本題に入ることすら出来ないや 序章の中でループしている
7
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