うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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桜田 武
堂々と厨に入る犬の顔母の味待つ幼子の如く
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弦跳
方言に方便刺して笑いおり よかよかじっちゃなまだゲンキたい
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紫草
姑が泣く夢を醒めてもうら悲し冷えた指先額にあてる
11
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inosann
面影が母そのままに二十四の娘の瞳は甘くせつない
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卯月
生きている間に母娘和解して 祖母の頼みを孫は聞けない
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卯月
子ではなく子の配偶者に罪を科す祖母と母とはとても似ている
11
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卯月
「長男に絶縁された」と電話越し敬老の日に祖母の愚痴聞く
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コロ助
大人とはどんな女性か姉が問う 自立もしないあなたが言うか
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詠み人知らず
単身で七年過ぎたあたりから 白もの家電がお喋り始め
11
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舞
墓碑銘を君に託さんいつの日か言の葉ひとつありがとうと
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詠み人知らず
社会への怒りを清く持つ人は 攻撃性を笑いで隠す
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いちにのパッパ
真っ直ぐなあなたの声を聞きたくて温き夜風を断つ帰り道
9
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みなま
愛娘愛娘などと言いながら １５の誕生日を忘れおり
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詠み人知らず
秋冷にやさしく吹きぬ風に揺れ秋桜みれば母想い出す
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たんぽぽすずめ。
後ろ背のシートに揺れる花束は母へ微笑む墓参りかな
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詠み人知らず
おい給仕そこの家族の笑い声 癇に障るぞ殴ってこいや
6
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ゆうくん
すばるとは 旅立ちの星 身を寄せて 集う家族は 星の季節に
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でぃお
暴力も育児放棄も見えぬよな夢の場所だよ、ファミリーレストラン
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ヒナ・ヒナタ
「どちらさま？」澄んだまなこが揺れているそれでも自慢のじいちゃんなのだ
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ヒナ・ヒナタ
松平健が私の王子様シブイ好みはじいちゃん譲り
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