うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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やすむ
めろめろにトリートメントからみつく指を洗って剥くみかん二個
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薫智
降り積もる粉雪のよう空からね言葉が降りる瞬間がある
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薫智
どうしよう活字の海で溺れてるとても甘美で抜け出せないよ
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トーヤ
面積が広くなっても変わらない検索の有無と棚の広さ
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紫苑
うつろなる目にみえざりし野のはるをかひなく待てる苦きおもひは
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庭鳥
グーグルの航空写真変わらない古里の道淡々うつす
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詠み人知らず
金輪際関わりたくない人がいてその人に瓜ふたつなわたし
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水上基
昨晩も外れた天気読みの後、降る筈だった雪は花と咲く
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水上基
ひとひらの螺殿の月が裏側に潜むる悪意のあざやかな白
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水上基
丑三つの重い静寂に組み敷かれ、黒耀石は体内にあり
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水上基
乳白色の月夜に溶ける枯木立、一日の底で溶ける傷痕
1
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高地えりか
卑下ばかり得意な自分に気がつくも、事実ダメ人間なわけで
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高地えりか
メニュー読み「ウインナ紅茶」頼んだらウインナティーと復唱される
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庭鳥
牛さんは五つの胃持ち消化する。胃袋ひとつ鳥は歌詠む
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藍鼠
ばかでいい精一杯の虚勢で拭った涙かくしてわらう
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市川ありさ
鬱いでいる私に君が持ってきた小さな色とりどりのマカロン
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龍翔
「最低」と言われて「これ以上低くはならないのだ」と安心するボク
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海月琉珠
「スミマセン、此処から理想郷までの回数券をひとつください」
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詠み人知らず
気のきいた言葉一つも浮かばへんみんな上手に詠んではるなぁ
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きりあ
人生を生ききりたいと思えどもわたしは鬼子心ならずも
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