うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
春の夜にフィービ・スノウのブルースを放ちてとかす窓外の闇
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芳立
敷きたての舗装の夜は湯気を立て旅をみちびく東雲を待つ
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久哲
銀行の赤い看板だだ漏れで背景白に指二本分
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リンダ
口腔に滴る汁の甘さゆえ、べたつく指を無心にしゃぶる
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かわのふゆき
傷ついた心癒せぬものなのか舌で探れぬ爛れのように
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リンダ
騙せない自分のための嘘笑い笑い続けて頬が引きつる
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詠み人知らず
色っぽい歌を詠もうと「うたのわ」を始めたはずがまるで大喜利
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かわのふゆき
潔白の意味問い続け答え出ず白き窪みに罪は無くとも
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かわのふゆき
月光を仰ぎ数えるクレーター口の窪みはあれよりはマシ
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かわのふゆき
オゾン層、二酸化炭素、温暖化 それよりオレの口内環境
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かわのふゆき
悪口も言い返す気はありません白い爛れが治るときまで
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まるたまる
ねばならぬ己のルールに縛られて輪から離れし遊べぬ吾は
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詠み人知らず
月曜にお風呂焚いたら今日中に入りますわよテュリャテュリャテュリャリャ
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龍翔
ジャイアントパンダの白と黒を入れ換えても可愛くなるのだろうか
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龍翔
「あいきゃんとすぴいくいんぐりっしゅ」って発音自体がもう通じない
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まるたまる
無機質な本牧埠頭で点滅の工場の灯が息づくエロス
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佐々一竹
七階のビルの屋上から見える橙色の街の灯が好き
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ななし野
千回も生まれ変わって熟れていて未だ林檎のお酒になれず
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只野ハル
僕という容れ物の中身が何なのか知らなくても生きている
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みやた〜
耳かきのいたみ 電灯にてらされた毛布のなかでゆびはまさぐる
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