うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
天野まどか
かくれんぼかけっこあやとり泣きながら帰った小道に立つ影法師
6
もっと見る
-
秋日好
住民票実印もない幽霊は在住先の領事が証明
6
もっと見る
-
わかばみち
皇族は心を露わに詠めぬこと歌会始を観ながら気づく
5
もっと見る
-
トウジさん
右左ぶれることなく在る場所で形は変えど大輪の花
3
もっと見る
-
へし切
聞こえない聞こえてこない本当のことはどんなに謝っていても
7
もっと見る
-
秋日好
早咲きの梅もあろうに抱擁を振りほどくごと走るはのぞみ
14
もっと見る
-
Aquarius
風よ雲花に魁高遠の早くも散りぬ五郎盛信
1
もっと見る
-
茂作
海ゆけば鳶の鳴くなり奧能登の 夕べの波を思ひ出でつも
11
もっと見る
-
中康
朝歩き 路傍で拾う 寛永に馬人足が 行き交う景色
2
もっと見る
-
中康
比叡山 歴史見てきた 大杉はひとの煩悩 業の行方
2
もっと見る
-
継海
ぼんやりと「泣いた赤鬼」読んでみた二度も三度も貼り紙追ふた
6
もっと見る
-
横井 信
出張の朝の線路はぼんやりともやに霞んでひかりの揺れる
7
もっと見る
-
わかばみち
突然に社交が増えてルーティンの日々が賑やかに切りくずされる
6
もっと見る
-
継海
犬小屋が片付けられた庭広く家人一人の散歩の早し
6
もっと見る
-
痴光山
厨にて老い探す市放送を今日も聴く 寒の夕に響く「年、恰好は」
6
もっと見る
-
ななかまど
沈む陽がおどろおどろに厚き雲燃え上がらせた後の静寂
11
もっと見る
-
千映
懐かしく故郷のエフエム聞くたびに帰りたいの字胸いっぱいに
5
もっと見る
-
つばす
大寒に暖かな風吹き抜けて メジロ集まりサザンカの蜜に
1
もっと見る
-
たく
冬の日の 草息ひそめ 春の日に 心開きて 萌ゆる夏待つ
2
もっと見る
-
へし切
腹の立つことを数へばきりがない ならぬ堪忍するが堪忍
9
もっと見る
