うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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芳立
厠より女神いでまし初夏のうたあはせにて御言くだせり
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紫苑
なまぬるき地のおもて這ふジャスミンの香にこひびとの吐息混ざるる
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紫苑
花むぐら闇に重れるジャスミンはチャイナドレスの裂け目に白し
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音波
ブラジャーの金属片もコツと取り今日のわたしは定休日です
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リンダ
そこそこの線まで行くが一番になれないままの位置に爪噛む
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浅草大将
怒りにぞ燃えて熱田の神つるぎまた世に振ふ時やあるべき
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あらやしき
魂が水洗トイレを通過する味噌煮のサバに名前はつかず
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詠み人知らず
良い歌に 心洗われ その後は 己の底の 浅さに泣ける
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ケンイチ
いづれまた通うこと無き青空を巡りて来れば風の吹くまま
15
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リンダ
雑草のような女と言われても水がなければ枯れていきます
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螢子
星眺め帰りて気付くうたのわも七千の星輝きてをり
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加祢
菖蒲とぞききて心の定まれり思ひは和歌に納まらぬれど
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水島寒月
名を呼べば何やら床し秋桜の揺るる夕べとなりにけるかも
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腕鷹
闇雲に心に積もる塵集め三十一文字に想いを託す
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只野ハル
雨の朝パンクに気付き緊急のタイヤに交換ツイテないな
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佐々一竹
徒に革命を説く汝なれど武器も同志も未だに持たず
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螢子
スヌーズの目覚ましの音遠く聞く雨が「いつも」の朝つれてくる
7
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山桃
客人に捧ぐる水ぞ目交ひに上げて歩めばとうとうたらり
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詠み人知らず
わがことで悩む心を人のため使えば大きな喜び生ず
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薫智
夢を見て映画みたいな展開に続きが見たい切に願った
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