うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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水島寒月
真向かいにミュール穿きいるひとの来て爪に煌めく天の川見ゆ
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音波
年上の彼女のペット可の部屋の鍵 鍵束の赤いシールの
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音波
「できるなら、性善説を信じたい」哲学者にも月、そして、凪。
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紫苑
雨霧に滲む人生やあいりんの小暗きすみに表札はなく
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卯月
なぐさめてミルクを入れたダージリン甘さに浸る明治のＦｒａｎ
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８月２４日生まれ
このドアを開けて初めて知ったこと 外の明るさ 人の優しさ
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こころ
上弦の 淡いひかりに さそはれて 思ひを馳せる 水底の夜
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あさぬ
たわむれに 信長の野望 八時間残るむなしさ 心が痛む
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紫苑
くちびるのはつかに動く夕まぐれ紫陽花の縁くれなゐに染み
10
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浅草大将
乙女子がかつらぎ山のみどり濃き昔を今に知るべくもなし
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只野ハル
雨の中を濡らさずに届けた石窯で焼いたニシンのパイだった
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三沢左右
明日から読もうと心に決めていた文庫はどこに片付けたかな
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島祝
結ひ上げのをとめの髮の高らかに歌へや媼の恩に報いむ
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水島寒月
さんざんに迷いようよう行き着きぬかやの木聳ゆるみみづくの寺
4
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まるたまる
未練なのね悲しい酒に涙川こんな女に誰がした
10
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由良
もっとずっと優しくありたい だって今日自分の小ささ思い知ったから
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氷魚
十四、五のあたしが思い描いてたほどの大人になれてないわたし
4
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まるたまる
美しい歌口ずさむ人は吾の前を颯爽と過ぎドアの向うへ
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まるたまる
こんなにも色々さらし吐き出して一期一会を繋げる短歌
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まるたまる
６月６日６時６６６６悪魔の扉が開くとこだった
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