うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
ほたる
やがて来る夏は眩しく強すぎて曇天安らぐ五月雨がすき
7
もっと見る
-
浅草大将
夏の歌尽きては恋を生詠みの甲斐もなくしてはやあきの風
10
もっと見る
-
永鹿
不朽なき 普遍の理 ただあらば この世の果てに 何やあらなむ
2
もっと見る
-
志慧
ケチャップに問題集は汚される私のことを愛して下さい
5
もっと見る
-
浅草大将
我こそは捕まらつかに名も高き沖つしら浪たつの落とし子
7
もっと見る
-
まるたまる
セキララなわたくしたちの告白は内密にしてドトールの椅子
18
もっと見る
-
只野ハル
時空を超えてゆくＳＦを読みながら逃れられない朝が来る
6
もっと見る
-
只野ハル
血液検査の前夜冷蔵庫に絶飲絶食の貼り紙をする
0
もっと見る
-
只野ハル
防水パックの中の夕刊と滲んだダイレクトメールを見る
1
もっと見る
-
螢子
チュチュといふ名のミニ薔薇はひらひらと花びら揺らすケータイの中
8
もっと見る
-
只野ハル
透水性舗装から滲み出すほどの涙が溢れているのだろう
2
もっと見る
-
只野ハル
扇風機は空気を送り出しつつ進まぬ理由を考えている
1
もっと見る
-
まるむん
走り出す自転車どこに行くのかも決めずに進む梅雨の晴れ間は
3
もっと見る
-
まるむん
開けたままの引き出し胸に雑然とした思い抱え帰途に着く日よ
1
もっと見る
-
詠み人知らず
満たされていない空白の心 空白の時間 空白の未来
1
もっと見る
-
まるむん
神経質そうな指で美しく本を読む人小さな恋かな
3
もっと見る
-
詠み人知らず
とりあえず何か食さねばと頬張る 塩むすびは銀のひかり
1
もっと見る
-
伊藤透雪
雨垂れの落ちる溜まりに広がる輪 踏んでサンダル かぱかぱ鳴らす
1
もっと見る
-
沙羅
覺えなき意識の底に散り散りの言の葉たちのかけらを集める
8
もっと見る
-
詠み人知らず
ビアンコもロッソもよろしアルデンテマルデナポリのパスタ最高
0
もっと見る
