うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
遠き日にちぎれんばかりに手を振った銀色電車の終電で眠る
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龍翔
彼女はもはや諦めている。「麗」の名は「レイ」でなく「ウララ」と読むの。
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龍翔
水たまりを避けて通った。もう僕は子どもには戻れないみたいだ。
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銀ねず
文法がめちゃくちゃですと言われたら「詩は文法を超える！」と返せ
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紫苑
白南風や梅をころがす指さきにおもひたゆたふ紫匂ひ
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ほんまかつゆき
何一つ してくれないと 叫んでる 周囲に何も していない僕
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ほんまかつゆき
どの人も 隔てることなく 際立たせる 色で言うなら 白になりたい
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青木健一
運命は変えたい人に厳しくて変えない人に冷酷なのね
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薫智
人は皆繋がっている様々に一人じゃないと気づかされてる
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三沢左右
オフィリアの浮かぶ思ひよ一声に告げてよともに滅びまほしと
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詩月恵
今すぐに君に逢いたい電話口こころ駆け出す熱帯の夜
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捨丸
各駅で停まる電車にゆられつつ 眺める山のその青きこと
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はなはな
創造も 視点変われば景色良くなり雲が晴れれば現実変わる
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音波
有能なふりして白衣なんか着て「じゅうなんざいってなんの罪なの？」
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対空
紐解いた生物分布図誰もいない一疋の鳥さえいない
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卯月
硬質のレンズを纏う優しさに侵されていくわたしの鎧
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ほたる
父逝けば母は恍惚の人となり愛の深さを羨む娘
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K-TAI とも
長ながとゆきかふ人を眺めつつ雪降る夜に君なに思ふ
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やねうらねこ
補陀落へ舟で旅だつ僧の背を青岸渡寺は押すやうに在り
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山桃
帷子の襟元ゆるめ風さそひ袂にまねく十日夜の月
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