うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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水島寒月
何やらのひとつ覚えか効率と遊びのありて人は生くべし
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水島寒月
冬瓜の冷たき皮の滑らかさをみなの肌と悩ましきかな
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水島寒月
波の音に寝付かれぬまま湯河原の宿屋にひとり寝返りをうつ
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光源氏
命あらばいとど思ひは急がれぬ君待つ宿の花をしのべば
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光源氏
君が待つ月の明かりをながむればうきよに出づるすゑの白雲
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詠み人知らず
一点に集結 数々の「線」が「閃」となりゆく臭い肛門
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詠み人知らず
「肛門」で、まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ短歌が詠めない。
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只野ハル
複数の規格争いの後敗れて消えるものが必ずある
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只野ハル
フォーマット・画面・操作が電子出版の三要素あとビューアも要る
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只野ハル
街の書店街の印刷屋街の読者を繋ぐものがあるはず
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只野ハル
Ｗｅｂ広告でメモ用紙が作れるか端末で弁当包めるか
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只野ハル
コントラスト紙に近いイーインクページめくるメタファもいいけど
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光源氏
吾が心四句八句を胸に秘めをちこちかねて祈る月影
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トーヤ
薙ぐように歴史の風は吹き続くそれでもずっと残れる音よ
8
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半格斎
曲水の宴に見ゆる遣水や泥たまりなば羽觴とだえて
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半格斎
貧しきは心の中を吹きすさぶ風に調べを届あらまほし
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浅草大将
長らふる人に命をうつせみのからだにもなほ甲斐のあるらむ
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光源氏
平成の武士の誇りを持つならば太刀脇差を鞘におさめよ
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芳立
慈しみ悲しむといふこころ根の思ひあがりは末に通らず
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笑能子
傲慢の庭何者も生み出さず只ゆらゆらと陽炎の中
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