うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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山桃
古言の葉の下影のさやさやに常世の風とこそゆるがるれ
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水島寒月
ひとつふたつ上向きに着く実もありてまろき花梨は秋風を受く
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きびなご
夏休み 眼科も歯科も 賑やかに 泣く子笑う子 走る子までも
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ベイジー
空纏いまあるい月は舞い踊る 今宵の月に隙を見せるな
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澤木淳枝
「違う事 考えてました」 と右京さん やっぱりお前、天然、かしら
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翡翠丸
絡まりし柵の糸を菊理媛ほぐしにおとずれん風にみそがれ
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卯月
蜘蛛の糸を細く紡いで釣り上げる瞳の奥の美しい罪
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水島寒月
照りわたる青ひと色の夏空に名古屋の城の膨らみて見ゆ
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詠み人知らず
三塁からホームへ電車が突っ込むぞ・・・・・・・・・・・・・・・・。
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彷徨子
噴水は水面に見ゆる青空の清きにあくがれ白く射精す
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彷徨子
年ごろは触れざりし弦鈍色は疎かに過ぎし月日をもどく
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紫苑
くされ女と罵るひとよ我が身よりガス室の炎噴きやまず
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笑能子
飄々と言葉を交わす夏の午後静かな合間に何かが滲み
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K-TAI とも
あずにゃんが待ち合はせたる場所なるぞをのこ指差すけいおん聖地
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赤橙黄緑
長引くと言われる夏が今日もまた、はりきり過ぎです。どうしてくれよう
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芳立
村雨は夕たつぞ佳きしらつゆの奥にふるとも朝霧もなし
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白亜
ふだん着のことばだけ並べても あなたが詠むから 舞う歌になる
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はなはな
目をつむり 耳を澄ませば月光の 囁き聞こえ宇宙へ溶け行く
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＊なび＊
吾のからだ 買い替え利かぬオリジナル がたつき宥め終まで生かん
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すよ
夏祭り残り一つの綿あめが気になり御参りさっさと済ます
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