うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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清家おにまる
朔宵や雲路隠るる寂寞に淡き蛍の綺羅に月みる
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光源氏
夢かとも思ふ浮き世の水無瀬川そむく涙に螢みだるる
20
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水島寒月
梢先に三つの重き実を支ふ花梨に亡父を重ねて居たり
7
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まるたまる
ざらついた喉の奥には絡まった言葉が行き場を無くして爆ぜる
21
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半格斎
天主堂蒼天にのびてかがよひば黒きマリアに祈り捧ぐる
12
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詠み人知らず
自らの弱さを外にひけらかし生き長らえるくらいは強い
4
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芳立
まよひ入る闇にもみぢは見えずとも星のしるべにかへすみちかな
19
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詠み人知らず
新聞紙右から読んでも「しんぶんし」 時代を生きてきたのでしょうね
2
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半格斎
浮かびゐる月色妖しやモモカミの里を下るや最上川かな
8
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半格斎
稚兒持ちぬ花笠かなし秋の日の玉汗ながるれ狂ほし暑さ
8
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あいの あい
色白と 褒めてもらうは 嬉しけど 家引きこもり それが真実
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詠み人知らず
いにしへの高みはるかな声ならむガール川越す橋の水音
6
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水島寒月
硝子窓の外面に夜の蟷螂はそのやはらかき弱みを晒す
5
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笑能子
黙々と気だるい夏に封じられ横たわりつつ漂っている
3
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ムラサキセロリ
引力のある言葉を探し撃つ、また撃つ光るものみな総て
8
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翡翠丸
その羽に地球を内臓する夜蛾が風に言問う寄る辺なき朝
4
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平 美盛
愛ゆえに 嘆き悲しむ 性ならば 愛など要らぬ 我は帝王
5
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赤橙黄緑
夕焼けに薄く広がる雲のいろ淡い想いは夜にのまれて
4
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芳立
世のうたの千ぐさといふはおのが身のひと草たるを知らばこそなれ
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ペニーレイン
何今度は平等論なの文明は差別が母胎あなたは痴態
5
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