うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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風蛾
キーマカリーリトルホットで噴き上がる汗がちょろりと秋に交わり
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光源氏
おぼろなる會津の城に涙して月の影さへいとふ露の身
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あいの あい
活き活きと 笑う姿を 忘れぬと 友の言葉に 我戻りたし
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羽
あかときの台所に立つきみの手がオムレツふわりとゆらす煉獄
17
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薫智
入院をしてた証拠の傷の痕嘘ではないと物語ってる
4
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山田美弥
真っ白い錠剤五錠で変えられる人格ならばくれてやるわよ
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薫智
お陰様退院します今日僕は完全復帰する日も近い
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由良
苦しさから逃げなかったご褒美に与えられた歌詠みの才
5
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由良
批判する道具にはしたくないから美しい短歌今日も目指して
4
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笑能子
こけまろぶ日々重ねつつ歩み行く痛みの中にも喜びはあり
7
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水島寒月
ひととせの疾く過ぐることつくづくと思ひて今日の内視鏡呑む
3
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水島寒月
うねりつつ陽に照り映ゆる群青のその連なりを海と呼ぶらむ
4
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水島寒月
おそ夏の金色の陽を返へしつつゆわりと風に揺れゐる稲穂
1
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詠み人知らず
五七五七七それがもどかしく言葉は多く想いは足りず
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芳立
うたの種ひとついだける胸の泥ひとにまきなば蓮も咲くまじ
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みなみぐち
南にも北にも行きたいゴーヤーもロイズも食べたいお年頃です
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詠み人知らず
華やかな会話の中に美しいものを探して探し続けた
1
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詠み人知らず
愛にさえ「愛」という字を当てはめて捨てられるよう形を作る
4
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詠み人知らず
汚された悲しみだった 汚さを振りまいたとき飛び散ったのは
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詠み人知らず
去ってゆく人の背中を見ていたら話したかった言葉が浮かぶ
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