うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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恣翁
ああ、これは いつか見し景 故郷の 亡父と遊べる 緋の曼珠沙華
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恣翁
薄れゆく 意識の中で 搖れにける 赤き明滅 ぼやけてゆきぬ
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小夜子
雨上がり光が差した旅路ならばきっと私も歩いてゆける
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薫智
嘘つかず大地と共に生きているインディアン達偉大なる民
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芳立
在千潟ありやなしやと問ひみれば人も都もあらずなからず
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半格斎
言の葉を手妻のごとく使い手は斬っ先するどく何流なりや
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光源氏
玉ゆらの夜露をかこつ藤衣 亡き人戀ふる秋のかたみに
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山田美弥
傷ついた分だけ優しくなれるなら私には傷が足りないのかも
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山田美弥
いいこともわるいこともない一日を体育座りでこなしてみせる
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後藤郁弥
ぼくはそう携帯電話の使えない機能のようだ きみにとっては
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後藤郁弥
終わらない夏が終わりに近づいてすこしさみしくなった日曜
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後藤郁弥
都合よくきみに出会えた時とかは奇跡と呼んでよろこんでいよう
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後藤郁弥
目標も夢もはっきりしないけど「生きた」といって死んでいきたい
4
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山田美弥
「ささやかな幸せ」だとか幸せに対して随分失礼じゃない？
5
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笑能子
蓄積を忘れりゃ足下悪くなる下駄の重みを知らぬが故に
5
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あいの あい
眠れぬ夜 未の数の多すぎて エイとばかりに起き短歌詠む
2
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佐々一竹
除虫菊焚きたる煙ただよいて上がり框に注す西陽かな
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芳立
阿波に聞く八月あつき踊りとて遠き武蔵の流行となる
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青木健一
コンビニの袋が時代象徴のＣＭ見てた未来信じて
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酒井景二朗
白けざるを得ない空氣のただ中で急に腕立て始める男
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