うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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翡翠丸
秋雨に彼岸の花の咲き乱る乱るるになお心冷めゆく
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K-TAI とも
意気地なき達人逃げずに戦ひて強く優しき漢となれり
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K-TAI とも
朋也なぜ藤林涼を選ばずや ひそと慕ひし優女 涼を
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垂々
ビル風を埃まみれで往く人へ給食係がくばる星屑
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詠み人知らず
降る雨に心の澱よ流れよとアスファルトの道ただ見つめ居る
4
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キノシタサトル
のんでいる睡眠薬のつよさとかそういうものを売りにしている
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四季野 遊
今は只村雨濡らす足元に明日は爽かに秋風ぞ吹け
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浅草大将
吸はずとも胸の内なる思ひ草くゆる火種は絶つ術もなし
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ことり
秋の雷ふいにとどろく夕暮れに標本箱の蝶が羽ばたく
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只野ハル
目が覚めて足冷たくて身を縮め窓に背を向け布団を被る
5
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二毛猫
初めての和歌書き挑む眼差しはプロも顔負け眼差しは
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薫智
真っ直ぐにただ真っ直ぐに伸びたくて雑草でいい踏まれてもいい
9
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秋ひもの
「生きたい」が呪いの言葉だった頃死んだ昨日が俺の軍隊
5
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飯田彩乃
月影の聲音さやかに葉裏にてさびしきものの集ひゆく秋
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詠み人知らず
もう少し眠りたいのに目が覚めてそっとラジオ深夜便きいている
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舞
君知るや紅匂う野の花の名も問わずして秋風の吹く
8
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K-TAI とも
あらまほしき男子はたれと人問はばそれと答へむ上条トウマ
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まるたまる
八分の六拍子なるメロディーのＢのフラットは天才ゆえの
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YUKIHIDE
ディーゼルの熱き臭ひを後にしてホームを出れば二十五時の街
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詠み人知らず
魔女のキキなれると念じ裏窓から飛び降りかけ幼女寂しさ手にあまり
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