うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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うすべに
牡丹です 迷うあたしに声かけていとおしそうに土寄せるひと
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ＫＥＮ
璢璃色に 染めよ咲けよと そよぐかも 初夏の風 立浪草に
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詠み人知らず
久しぶり 太陽にまず 目をやられ コンクリ熱に 体力吸われる
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詠み人知らず
静けさに 夏の音が 響くのは 蝉や花火と 若者の笑い声
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葛城
雨に陽にただ默々とタチアオイ花蕾さへ附け丈伸ばしゆく
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武蔵野
獣臭 猫にも好かれ 匂いフェチ 香り豊かに こころ踊らせ
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うすべに
いいよねと花橘にあいさつを マスクずらせて香り吸い込む
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桐生賄
やんだごだ 今年の冬は 雪多く 転ばねように 雪かきすっぺ
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詠み人知らず
水を浴び 体を清め 厄を払う イエスに懺悔 祈りを込めて
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滝川昌之
競馬場跡地に散れば櫻花 蹄鉄型の花弁を降らし
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トウジさん
若松の矩は矯め見て小気味よしさても墨絵と捩じる老松
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御宿川蝉
新緑の輝きおどる山道を 歩けばむせる 生命の匂い
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詠み人知らず
外に出て 生温い空気 深呼吸 コンクリからくる 熱気に揺れて
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葛城
旅空の何處で翼は行き違ふ來るつばくろと歸る雁が音
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師崎
カーテンを開ければ冬も春もまたぼく一人だけ置き去りにする
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灰色猫
信長が空からひとり降りてきてもらったギターで歌うイマジン
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灰色猫
いつからか岩に座って潮風に打ち鳴らされる三味線でした
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うすべに
見わたせば明けの山の端かすませて 野に立ちのぼるいのちの香り
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詠み人知らず
田舎道 野草の本を 持ち歩き 花の名を知り 花言葉も知る
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ＫＥＮ
地に芽吹く すべての命 洗ふのち 風に歸りぬ しろたへの雲
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