うたの一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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悠々
貧乏と病みと孤独の暮らしこそわが歌溢るる泉なりけり
14
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薫智
魂をじりじり焦がし生きている燃やさなくては届かないよね
18
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詠み人知らず
空豆をさやから外す 亡き祖父が笑点見てる隣に座って
3
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悠々
天と地の坩堝にひとの犇めきて恩讐の河ながれもたえず
19
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悠々
逝く春を惜しむか鳥の声ひとつ池面の緋鯉ひともじに跳ぬ
18
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薫智
最近は取り憑かれてる気がしてる睡魔の影に負けそうになる
9
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愉快堂 空虚
青疾風駆けて命を散らさぬと聞きし我らの涙も散らせ
4
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紫苑
ことのはの魂吸ひてなほ彷徨へるあやかしは花の満開の下
6
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紫苑
燃え残る瀝青を胸底に花の廊わたれば白き灰降りやまず
6
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恋花
百足らず五十の銀貨を睨みつつ三十五円に嘆くコンビニ
1
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でくのぼう
散りてこそ花の命は潤はしく流れて流れて辿りつきをり
13
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悠々
(薄墨の櫻)を遺して爛漫のいのち燃やせしおみなひと偲ぶ
11
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悠々
しゃれこうべ浮きて流るる花筏オペ台上に命鎮まる
7
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ケンイチ
放課後の青春時代とすれ違う夕焼け空が燃え尽きる頃
25
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やすむ
パトカーに音たてて降る梅の花しゃがんだ足から先が見えない
1
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浅草大将
高麗つるぎ我が性質は見ず言霊の八十島蔭の和歌のうら浪
9
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島祝
歌の道怪異が備へと學べども幸か不幸か見えぬ性質とは
10
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千紘
清風(さやかぜ)に桜ひとひら舞ひ上がり吾も共にと 想ひ乱るる
9
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光源氏
白波のかへらぬものと知りながらまだまどひたる春の寄る邊に
16
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浅草大将
花浴びて知恵伊豆ねむる平林寺後のいのちもさきたまの春
11
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