うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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対空
夜は吾が在りて無き身を縁取るやふいにいななき天馬呼ぶこゑ
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でくのぼう
秋雨の冷たき音に肩よせて 墓守の花 きみを訪ねむ
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対空
絵筆棄つ二十歳の朝はあまた太陽狩る弾の尽きて明るむ
4
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虹雲
黒揚羽羽ばたきせわし曼珠沙華深紅と黒の滅びの輝き
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只野ハル
第二の人生を思うことなき諦念後たらればの擦り切れたあと
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恋花
もうこれが最後だからとカートンをまとめ買いした 残り９カートン
6
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薫智
諦めず歩いていくよ果てるまでちっぽけだけど揺るがぬ決意
10
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対空
死に抱かれ生まれたるを知れ血に塗れ手繰る遺伝子の糸口
1
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ケンイチ
昔日の心の折り目をなぞられて注文通りの週末予報
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薫智
寂しいな今ではどこの公園もキャッチボールが禁止されてる
13
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まるたまる
幸せな記憶ばかりが蘇る君の背中に告げるサヨナラ
21
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恋花
クラクラと眩暈睡魔に身を委ねあさきゆめみしカーペットの上
6
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リンダ
わたしには出来ないことをやり遂げたアラフォー世代の朝ごはんは何？
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ケンイチ
雲流る彷徨ひ人の哀しみは瀑布の霧に紛れ遣らなむ
13
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恋花
過労死が一番近い場所だから眠気覚ましを飲んで入浴
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薫智
喜んでいいべきなのか後輩に年下のよう見られるなんて
4
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薫智
何時の間に失ったのか澄んだ目を映す光が色褪せてゆく
16
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詠み人知らず
吹きやらぬ風のたまりに佇みてほだす夢とも結ぶものなし
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詠み人知らず
ふゆくさの枯れてもくらき繁りかな心もうかぬ湖とみゆらむ
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恋花
イライラとしている自分にイラついてイライラよりもイガイガになる
8
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