うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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ミツ子
いつか来る その日をいつも怯えてた「いつか」はもはや そこまで来てる
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ミツ子
こんなにも怖いことがあるなんて知らなかったし知りたくなかった
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ミツ子
いかないでおいてかないでここにいてあなたがいない世界がこわい
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ことぶき
偏屈で短気な父は何処へやら たった三つの孫の言いなり
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千映
茄子の絵の皿に盛りたる 煮浸しの茄子見て孫の「なんかへんだね」
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新座の迷い人
懐かしく 元気な妻と 散歩道僅かに咲けり 山吹の花
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千映
ディサービス 楽しんで行く 鞄には延命長寿お守り付いてる
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安曇野
一人鍋選ぶ私を見つめてる泣きそうな母は笑っていました
4
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ことぶき
元気で、と改札のむこう手を振った ハンカチからは母の残り香
10
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成瀬山水
リビングにカゴ一山の夏蜜柑指を添えたら母の香りだ
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詠み人知らず
仏壇のメロンを皆でおさがりに盆のあいだに熟しすぎれど
16
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舞
妻の背の手には馴染んだ温もりに言葉にせぬも感謝ひと言
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千映
今朝も又 真剣な顔で 紅をさす９２歳の 女完成
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詠み人知らず
市民課の窓口にいる市民らはプライバシーの証明を待つ
6
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詠み人知らず
のぼりでも走りて下る男の子遊びざかりのエスカレーター
4
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六日野あやめ
ただ話を黙って聴いて欲しいだけお金が欲しいわけじゃないのに
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六日野あやめ
明日から一人暮らしに戻るけど あたしは決して独りではない
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利己翔
誕生日テーブル中になーらんだカラフルすぎる万物の群れ
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詠み人知らず
威勢よく幼い君を抱き上げた 「低い低い」が 好きだったよね
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秋日好
腰押さえ膝を引きずり墓間石段登りて手を合わせたと
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