うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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ななかまど
ジャガイモの花咲き出せば梅雨間近空仰ぎつつ実りをぞ待つ
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舞
藤棚の花一房を緩やかに揺らし初夏風のさやけく
6
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中康
梅雨前の 登山計画 悩ましく予報と空を にらみ濡れるか
3
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中康
ジャガイモの 小花が枯れて 収穫に連作出来ぬ 教えられる日
1
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茂作
咲きそめし瓶にかざした紫陽花の 色定まらず外は五月雨
10
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つばす
鉢植えのネギの再生四回目 命頂く蕎麦の薬味に
5
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シダ
真昼には消ゆる小さき光こそ命なりけれうつしよは夢
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恣翁
巴里は現在燃えているかと叫びけむ 滅びに恋ふる狂気の美学
8
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横井 信
駅前にカエルの歌のにぎやかに疲れた僕を出迎える夜
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只野ハル
小１の下校付き添い月２回頭も脚も付いていけない
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只野ハル
コインランドリーで待つ間コンビニ人間読んでタイムシフトする
1
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只野ハル
酔えばまた独り言する独り酒独り芝居を独りが嗤う
5
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只野ハル
ｆｒｅｅ ｍｙ ｂｏｄｙ で眠りむりたいけど肩冷えるから上だけ着てる
0
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Aquarius
トースター煙出るまで使い切り寝れる間は歯医者行かない
1
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Aquarius
日本は大陸文化吹き溜まり流れないから洗練される
2
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中康
春過ぎて 夏が来たかと 一雨の風のさわやか 庭のシャクヤク
2
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中康
アジサイに 重ねあのひと 忘れ貝雨の別れに 勇無きなりを
2
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ななかまど
花菖蒲揺れてよぎるは可憐なる恋がれし人のかすかなる声
8
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へし切
白の初手 左上隅 星に打つ 守りに入らず 急所を攻める
5
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Aquarius
今はもう手の届かない味ばかり死なん程度の食事にしよう
2
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