うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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薫智
隙間からさらりさらりと落ちてゆく握った砂をただ眺めてた
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横雲
花の影映せる水を撓ませて掬ふ手優し朧夜の宿
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聴雨
ほつれ髪ほどいて深きため息の寝待ちの月の影を慕ひて
13
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海生ろらび
あの夏を私に見せるだけならば ゆめゆめ舞うな 雲裂き燕
7
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光源氏
今宵また無げの情けに暮れ果ててひとくさごとの花の影見む
7
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光源氏
春の夜の去らぬ別れに千千の夢心もとなき戀のうちすて
6
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光源氏
立ち待ちの月の遲きにふりみだれ思ひも沈む春の雨垂り
8
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緑里
木綿より絹ごしが好き。真っ白なレシピの隅に書き込んでおく
4
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敷島ヤマト
人間の生は四次元はじめての腕をとかれた朝はまぶしい
2
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狭霧
久方の空に痩せゆく宵毎の月の悩みを思いこそやれ
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瀬波麻人
説明はいらないでしょう終わりって終わることだよピリオドもなく
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蜻
片割れが洗って呉れた髪の毛は常よりさらさら天使の輪っか
1
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薫智
もう僕に未来はないと思ってた生きる力は君がくれたよ
7
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香魚子
はつ恋は、きみだと知っていましたか？ きみのはつ恋はいつだったの？
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栞
幾重にも蓋をかぶせて隠してた想い溢れる春雨の夜
4
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居る子
下手な歌詠んでも何も変わらずに古い傷跡広げてるだけ
1
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居る子
辿れない記憶の中にいる君の姿追いかけ遠吠えのよう
2
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居る子
関節に深く入ったあかぎれの痛みより染む心臓のそれ
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居る子
硝子瓶きつく蓋したあの夜の記憶のきみよ、永遠であれ
2
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紫苑
描かれぬをのこ知らじなこころなき泉の精に恋あらざらむ
6
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