うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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紫苑
思ふまま糸杉うねる傷心のＧｏｇｈを腕に囲ふがごとく
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猿ノ丞狂介
初借りの二十日に金を返すより西成に飲み後を怖るかな
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紫苑
猿の奏づる鉄琴のゆつくりと奈落に恋の火の消ゆるとき
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紫苑
蝕の夜もおのが作りし詩なれば諳んづるとや今際のシラノ
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紫草
涙目で「夫が好きな花でした」 紫はななの種もらいうく
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詠み人知らず
螢火と迷ひつつゆく夏闇の笹の音かそけきことのはの國
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市川ありさ
重く息はき出し終えて唐津線小城駅までの路を揺られる
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七色コイン
じっちゃんの宝物ある小舟たよ 最後は俺が欲しかったのに
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卯月
ふるさとも今は廃墟となり果てて父のまなこに我は映らぬ
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詠み人知らず
わたつみの海にも潜れあをさぎや月など漁りてみせはせぬかは
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かぐら
ラママ六月の拙後なりてきみ英国ぼくフランセの貧乏雨や
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七色コイン
真実を叫べば終は檻の中 インディアン達 殺したくせに
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詠み人知らず
語らはで渡りし君に夢見あらばみつせに立ちゐるあをさぎと見よ
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詠み人知らず
かなしきはのぞみて遠き影よりも足もとあらふ川の水かな
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もぢずり
生も死も独自のもので君らしく計算合わせ幕引きしただろ
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もぢずり
たしかにね恥かくだけの人生さそう執着の価値も無いかも
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もぢずり
さに非ず理由は脳のせいそれのみさ狡猾強力やられてしまった
0
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もぢずり
リアルなる世界の仕組みは見通しぬひたすら追究興味深きこと
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もぢずり
目標はそもそも仮にてしばらくを空理の世界に遊ばむとする
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しづく
生きてれば「さよなら」くらい何度でも耳にするけど目にもするけど
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