うたの一覧
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詠み人知らず
野良犬をわが同胞と見做したり噛まれし足をひたなすりつつ
1
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月澄
朧月花散らす風うそ寒く手繰る思ひで皆温かい
13
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蕗子
泣きながら眠るとまぶたがガチャピンになること あなたはご存知でしたか?
6
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ふきのとう
友からのはがき届きてこの春でリタイアせしと簡潔にあり
18
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鳰
遠里より友東へと下り来る一目会いたし青い鳥によす
0
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文麿
あかつきにおはやう交はす囀りにまさる拍手や歌のにぎはい
8
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桜園
友人の夫の作りし黒にんにく疲れた体にパワーをやどせり
16
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桜園
たくさんの拍手と勵ましありがたううたのわにはや一とせむかへり
27
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ichiei
漂泊の詩人は理想の鐘 前にして ただ空白を聞く (あぁあぁあぁあ)
1
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夏恋
こんなにも正しく生きてひと様に押し付けぬひとなんて素晴らし
13
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ふきのとう
歌友は夫の介護に日々追われ歌を忘れたカナリアと言ふ
21
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詠み人知らず
長々と 送ったメール 返信は 「え」の一文字 何故か悲しい
4
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いちにのパッパ
ふらふらと帰宅する足ちどり足 同期は素晴らしき飲みなかま
3
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五穀米
寄り添いて生きてゆくらん妻夫おそらく企みごとまで二人
1
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ichiei
夏の蟲さういふふうに生きたいと十五夜彼は消息を絶つ
6
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思恋路
晴れた朝遠くなる君追いかけて視界の青は海になった
1
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赤石仙人
關宿に親しき仲間集まりて夜半過ぎても盡きぬ語らひ
10
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五穀米
あっけらかん開放的な人がよい繋がり欲しきわたくしのため
2
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呉竹
そのあだ名エンゲキブなる君はもう月の裏側行きにけるかな
2
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五穀米
傍からは怪訝に思う友だちの家族すなわち夫の不審
1
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