うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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只野ハル
なだらかな丘の麓に湧く泉彼方に仰ぐ連山映す
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じゆん
ほらここに 小さく咲いた控え目な笑顔 清廉潔白の花
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椿
ゴトゴトと水車の槌のここちよき音がつきたる戸隠の蕎麦
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螢子
博物館出でて新緑に包まれる風薫る五月至福の一刻
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さる
遅い春 ミズバショウ咲く 尾瀬ヶ原 山開き今日 白き花なり
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メイ美
頬杖の視線の先に 燕 颯爽と初夏を「おいてくよー」と切る
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さる
鳥たちも 日陰をさがし 羽やすめ 縁側にゐる われと語りぬ
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さる
緑濃き 庭をいろどる 薔薇の花 あたりに匂ふ 誘ひの香り
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螢子
カタカナに表しきれない巻き舌がそのうちホーホケキョと聞こえる不思議
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虹雲
ざわめきて森ゆれてのち鎮まりぬさがせどおらず又三郎は
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ほたる
紫陽花の堅き小さきつぼみには 刹那の望みが潜んでいます
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じゆん
もしもだよ 空へと続く階段ができたら星も つかみほうだい
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螢子
次々とやりたいことが増えていく海に潜って写真を撮って
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螢子
写真展「鳥取ＢＬＵＥ」海の色潜ればそこに神秘な世界
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竹本未來
飛行機の窓からゼラチン投下し海をふるふるゼリィにしました。
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メイ美
やわらかき花びら典雅なる大輪 希わくは芍薬の永久
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メイ美
かたくなな蕾ひらけと くちづける 衣重ねる芍薬の花
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虹雲
やわらかき優しまなざし吾にあれ空をうつしてつゆくさ澄める
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うい子
葉のうちに埋もれ隠れて楽しめぬ 病める鳥こそ美しからむ
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浅草大将
夏ごろも風やすずしの波たちて花のあやめもむらさきの池
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